長崎ならではの階段を上って行く家。
階段は…と思うかもしれませんが自然の健康器具と思えばなんてことない。
登り切った後の眺望は意外にオススメ

この家は時が止まった感じがします。
間取は7DKと部屋数が多く、昔の風景で見るような大家族で生活している雰囲気を醸し出しています。
ワイワイ、ガヤガヤと活気ある感じ。
そして驚きと発見の家。

例えば、
玄関入ると目の前にキッチンが突然現れ食事時にお邪魔した人はきっと驚くことでしょう。
僕は驚きました。
良く見ると引戸がありました。きっと引戸を閉めながら食事。
いや！隣の和室で食事をしていたかも。

そして幕末の志士をかくまった痕跡。

と言うのは嘘ですが、2階に上がる階段がないのです！階段は何処？
外に出て外観を確認するがやはり2階建である。
不思議に思いながら屋内を探索すると･･･

ありました！意外なところ！

分からないはずです。和室の押入れの中に階段が！
見た目は普通に押入れの引違戸。
開けてびっくり！2階へ通じる隠し階段がそこに！

ところで何でこんなところに階段があるかと言うと、
元々は平家建で家族が増えたから2階に部屋を増築。
新に階段を確保すると間数が減るから発想を変えて押入れ内部に設けたそうです。
柔軟な発想。僕には思いつかなかった！

この家なんか面白い
普通の間取が特別な間取に思えてきた。

全体的に古く、特別にリフォームした感じはなく、時が止まったレトロな感じ。
僕ならもっとレトロな感じを全面的にだしたリフォームをしてみたい！
そう思うと、この家までの坂が苦にならなくなってきた♪

皆さんもこの家を見て、是非想像を膨らませて下さい。